例えば病院とか、施設とか、24時間体制で回している職場には、必ずあるであろう『申し送り』
だいたい、朝&夕に行われていることがほとんどでしょう
ワタクシの勤める職場でも、毎日朝&夕に行われておりますが、最近気になっていることがあります
それは…
申し送りにかかる時間がバラバラな事です
ベッド数の多少の増減があったり、容体の急変や転倒・転落といったイベントの有無で、多少は異なるとは思いますが、通常10分程度で終わっている申し送りが、30分~40分と続くのは、ちょっと異常です
校長先生の話ですか?
バッハ会長のスピーチですか?
無駄に長い話が喜ばれないのは、先日のオリンピック開会式&閉会式でハッキリしましたw
グローバル・スタンダードですナ~w
まずは申し送る側の問題
もちろん、それだけ申し送ることがいっぱいあるのならば仕方ないのですが、だいたい、そういうことではなさそうです
申し送りにかかる時間が長くなっている時は、いつも同じ人が申し送りをしています
手っ取り早く言うと、申し送らなくて良いことまで申し送っているんですね
申し送り時に欲しい情報って
- 患者さんの受診や外出、家族面会や来客といったスケジュール
- 前日および前々日の大きな体調の変化やバイタル(血圧・脈拍・体温・血中酸素飽和度)の移乗、本人からの訴えの有無とそれらへの処置対応
- 服薬状況の変更
- 5大ADL(トイレ・更衣・食事・整容・入浴)や基本動作(寝返り・起き上がり・坐位・起立・立位保持)&歩行についての異常や変更
- 大声や他者とのトラブル、不潔行為などの問題行動
ざっと挙げるとこれぐらいですね これらを簡潔にテンポよく報告し、該当しない人は、『お変わりありません』でよろしいですワ
これ以外の内容をダラダラと話している人はちょっと問題です
多いのが、患者さんの日中の様子を、自分が見たままに話している人
『●●さんが車いす上で寝てて…』『△△さんはテレビを見て過ごされてて…』
そういった情報は必要ないとは言いませんが、優先度は決して高くありません
申し送りは、あなたの日記を披露する場では、ありませぬ
聞く側の問題もあります
もう一つが、『聞く側の問題』
これは分かりやすいです
申し送りの最中に、やたらと話の腰を折る人です
小学校の頃に、『人の話をちゃんと聞きましょうね』って先生から指導されるタイプの人です
こういう人は、何回言っても、自分の言いたいこと、思ったことをすぐに口に出してしまうので、意見が練り上げられていない場合が多く、
正直大したこと言ってませんw
ひとつひとつ真に受けても、あまり実入りがないのも特徴ですね 付き合うと無限列車的に脱線していきます
でもでも、こんな人、結構いませんか?
申し送る側から、この『人のお話聞けない系』に対してできることは
テンポよく進めて、要所要所で締める、でしょうか
こちらが喋るのをとめると高確率でウダウダ言ってくるので、テンポよく進めてしまいましょう
一番いいのは直接『話の腰を折らないで』ということでしょうが
それやると。本人が進行の邪魔してるっていう自覚がないので、
高確率で揉めるんですよねw
…以上、簡単ではありますが、申し送りについて考えたことをつらつらとしたためてみました
この文章がまとまってないのはご愛敬 私もそんなに申し送りがうまい方ではないのですよw