平成31年3月25日(月)

もうすぐ新元号の発表となります。各種書類やレセプト作成ソフトの対応などいくつか気になるところがあります

それを過ぎるとやってきます10連休

基本的に どこでもそうなんでしょうが休めないんですよねえ
何も今年に限ったことでは無いんですが毎年毎年、5月の連休、9月の連休、そしてお正月休みといった『世間一般的にお休み』の時でも 通所サービスは休みません 

開けてます 開けてますとも

通所サービスの果たす役割として「家族の介護負担の軽減」や『家族と利用者の関係性を維持するためのレスパイト』がある以上、それは当然の責務と考えています

さて連休中に通所サービスを開ける場合、事前に気をつけておくべきことがいくつかあります。今回はそこら辺を少し書いていこうかと思います

まず最初に、御家族への連絡です

連休期間中も通所サービスはありますよ、もし御予定があるならば事前に教えて下さいという伝達です

そもそも契約書や付随する重要事項説明書に営業日の説明の項目は必ずあります。祝日の運営についても記載しているはずですので、本来ならば別段連絡の必要はないのですが。

忘れられてるんですょねー

朝のお迎えに行ったら ドアに鍵が…車も無い…

 連絡もつかない   こうなっては困るので    事前に確認しときましょう

次にお薬の問題 現在、服薬されているお薬が連休期間中に切れてしまうかたがいらっしゃいます。受診してお薬をもらってきて下さいね、と言いたくても病院はお休みです
薬飲まずに通所サービスを利用されると、何かとトラブルが起こった場合、対応ができません。通所サービスはお休みせざるを得なくなります。もったいないですね、機会損失です。これも連絡一つで解決ですが、日程などの問題があるので連絡はお早めに

家族への連絡はまあ思いつく範囲なんですが要注意なのが

施設内への連絡です

特に病院に併設した通所サービスや、複数の介護サービスを提供する事業所の場合、関わるスタッフによっては連休中のスケジュールを把握していないことがあります。

分からないだけなら実害は少ないのですが、場合によってはとんでもないこともあります。

実際にあった事例として施設の事務長が、

連休中は通所サービスはお休みだろう

と勝手に解釈しフロアの清掃や工事など、普段出来ない大がかりな作業を業者に発注、自分は携帯を切って県外に遊びに行ってしまった、と言うことがありました。

連休初日、朝の準備をしている時に

作業服のおっさんが

なだれ込んできたのは

良い思い出です

当然、営業日なので困るのですが、向こうも事務長の許可を取っており、他の現場との兼ね合いもあるため、遅延の許されない状況でした。そして当の本人には連絡つかず…

どうなったかはご想像にお任せします

可能であれば受付、事務、他の部門スタッフなどに日程表を作成して配布しておくのがベターかもしれませんね。事前にしっかり準備をして連休に臨みましょう

余談ですが、今回の10連休、このままいくと4月分の介護(医療もですね)保険利用実績の集計、レセプト作成期間にガッツリ重なってしまいます。新元号にまつわる請求業務そのものの疑問や、レセプト作成ソフトの問題などは4月中にある程度解決、もしくは対策を立てて置かないと、

連休明けの7、8、9日だけでは厳しいかもしれません。御注意を。

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