2019年4月28日(日)
先日の『財務省が示した社会保障改革案に対しての危機感』という記事で
国は ケアマネージャーがケアプランを作成する際に、利用者に対し複数の介護保険サービス事業所の情報を提供し、利用者に選択させることで、介護サービス事業所間での競争を生み出そうとしている
ことをお伝えした
この社会保障改革案について 速くもケアマネ協会から意見が出ているそうで
日本介護支援専門員協会が26日に公式Facebookで意見書を出した。公式サイトには全文を掲載している。くわしくはそちらでご確認を 介護系のニュースサイトでも概要は確認できます
この財務省の改革案のなかでは ケアマネの仕事の質についても否定的な言及がなされていたため、反論があるだろうなあ、とは思っていたが
いくら何でも速すぎる 勿論 良い意味で
◇◆◇◆◇◆◇◆
少し気になったのでケアマネ協会のホームページをチェックしてみる
更新頻度も情報量も、思っているより濃密だった というか 良くできてますねえ 前述の公式FBもここからいけますか
このフットワークの軽さ、というかレスポンスの良さを
我らが 理学療法士協会も 見習って欲しいですなあ
これからは理学療法士の職域拡大が大事なのだ
介護分野は今後、理学療法士の主戦場に成り得るので 是非とも声明を発表し、議論の輪に加わって欲しいものです 今のところ そういう話はなさそうですが
◇◆◇◆◇◆◇◆
余談ですが
日本理学療法士協会のHP上では
以前記事にしたハラスメントについての注意喚起が
4月26日付けで掲載されていました
既に今年度の実習が始まっていることを考えると やや遅いようにも感じますが
こういった通達がなされることは 決して恥ずかしいこと、悪いことではなく 問題提起やコンプライアンスの重要性の再確認といった意味で大切と思います
せっかく5月25日~26日に徳島で行われる日本理学療法学術研修大会のサブタイトルには
『社会に認められる理学療法士』と銘打たれております
社会に認められるためには 社会の役に立つしかないのです
そのためには個々の能力の底上げも大事ですが 役に立つ為の土台づくりも大切になると思います
せっかく頑張って勉強したんですから これから色んな場所で若い理学療法士さん達が 働いていける環境を整えていくのも 我々おっさんの仕事のような気がします
最近若い人達との飲み会に疲れ気味な 千代原でした バイバイ