平成31年 4月8日 ㈪

チューリップ 春の定番

やがて働き始める皆さまへ メッセージ

皆様はもうすぐ仮免許を手にし、本格的に仕事を始めることとなると思います

仕事をするというのはどういうことか

貴方が理学療法士で目の前に患者がいる以上

貴方の仕事は医師の処方に基づいてリハビリを実施することである

そこは間違いのないところだ

では何をもって日々の『リハビリを実施』したことになるのか?これが実に曖昧で難しい

現在の制度では20分を1単位として基本報酬が支払われ条件を満たせば追加で加算が算定される

究極的には『書類』だ

リハビリをしました、と『書類』に書いてさえしまえば

レセプト請求さえ通してしまえば

貴方は病院に収入をもたらすこととなる

その時間に実際は

何をしていても 何もしていなくても

スマホをいじっていても 誰かとおしゃべりしていても

ジュースを飲んでいても 煙草を吸っていても

患者さんに触れていなくても 実はその場にいなくても

天からお金は降りてくる

書類を書いてしまえば

PC上の請求システムにチェックを入れてしまえば

リハビリは成し遂げられる

これを貴方はどう思う?

たとえ話をしよう あくまでたとえ話さ まったく関係のない、どうでも良い話

君がどこかのお店へ買い物に行ったとする

お店で買った商品の中身が空っぽだったら

自販機にコインを入れて何も出てこなかったら

怒るだろう? がっかりするだろう?

そんなお店が流行ると思うかい?

流行らないだろうね それじゃあ潰れるのかな?

潰れないね ほとんどは税金で賄われるからね

そんなお店が今じゃ全国どこでもあるよ

従業員の総数は20万人近くいるぜ

これからも毎年増えていくそうだ

2040年くらいには約30%の人が路頭に迷うそうだけども

あくまでたとえ話さ 私は優しいから

これが理学療法士の現実だ、なんて言わないさ

貴方がどう考えるか、は勝手だけれど

これを貴方はどう思う?

思ったことが多分、正解

それを忘れずに日々、前へ

千代原でした バイバイ

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投稿者

千代原管理人

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