皆さんこんにちわこんばんわ!
千代原千代でございマス
今日はちょっと前のニュースなんですけども、気になったのでチョイス
リハビリは基本、1単位20分デス
リハビリの施術時間ごまかし、診療報酬を不正受給
言語聴覚士の男性職員 京都府福知山市の市立福知山市民病院は30日、言語聴覚士の男性職員(51)がリハビリの施術時間を偽ってカルテに記載し、約70万円の診療報酬を不正に受給していたと明らかにした。
同病院は職員を停職4カ月の懲戒処分とした。
福知山市民病院によると、職員は2019年8月から1年8カ月間、患者276人の311件のリハビリについて、20分未満の施術にもかかわらず、診療報酬の請求に必要な20分以上と偽って記載した。
院内で指摘があり、昨年5月と今年2月に上司が聞き取りをした際は認めなかったが、防犯カメラに映った入退室時間とカルテの記載時間が合わず、虚偽と判明した。
職員は「記載の誤りがあり反省している」と書面で説明し、辞表を提出したという。 福知山市民病院は「市民の信頼を裏切り、深くおわびする」と謝罪した。
京都新聞 7/30(金) 21:06
ざっくり言うと リハビリって基本1単位20分なんですよね
今回はそれより短い時間しかやっていないのに、帳票上では1単位20分実施しましたよ~
って診療報酬を請求していたので、不正受給はいけませんねえ というお話
なんでこういうことが起きるのかというと、考えられる理由としては
- この言語聴覚士さんがサボりたかった
- 何らかの事情があって(非常に激しい拒否など)リハビリを20分間行うのが困難だった
- この言語聴覚士さんの担当患者数が多く、他の業務(書類作成など)と合わせると、定時内で業務終了させるのが困難であった
記事には、院内から指摘があって、という記述があるので、相当露骨にサボってたんでしょうかね?
2回も聞き取りをして、それでも認めずに、さらに監視カメラの映像と、カルテの記載時間を突き合わせて確認するとか、
監査でもそこまでやりませんぜw
この言語聴覚士さんに問題があるのはもちろんですが、この病院側の詰める姿勢にも、若干の闇みたいなものを感じてしまうのは私だけではないと思います…
最終的には、セラピストのモラル次第
結局、リハビリを実施して請求する場合、書類上の手続きに不備がなければ、リハビリを実際に行ったか否か、というところはチェック機能がありません
やろうと思えば、
全く患者に触れず、書類だけ揃えて、リハビリの診療報酬を満額請求することだって可能です
リハビリを規定通り行う、という人間の性善説を下敷きにした大前提のもと、リハビリの診療報酬って成り立っているんですね
ワタクシですか?
ちゃんと1単位20分以上、守ってますよ
20分を超えることはあっても、短い、ということはないですネー
ま、世の中の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったいわゆるセラピストのセンセイ達がどれくらい高いモラルでやってるかは、ちょおっと保証できませんがw
*今まで働いてきたなかだと、外来診療は100%きっちり守ってますが、入院、特に寝たきりの患者さんのリハビリなんて相当怪し…ゲフンゲフン
*ホットパック&低周波治療で20分1単位クリアってのも個人的にはどうかと…ゲフンゲフン