みなさんこんにちわこんばんわ!
千代原千代でございます
皆さんも医療・介護の現場で働く以上、よく聞くと思います
『もう帰る!』というセリフ
今日は本当にあった病院、施設からの脱走をテーマにいくつかのエピソードをご紹介したいと思います
病院から本当に帰ってしまったケース①
これはシンプルに脱走が成功してしまったケースですワw
大きなリハビリ病院に入院した70歳男性Aさんは私服に着替え、車いすに乗ったままの状態で玄関まで移動し、入り口にたまたま停まっていたタクシーを利用し、自宅まで帰ってしまいました。
この病院では、リハビリの一環として毎日朝食後に病衣から私服に着替えるのですが、それが却って裏目に出ましたw
玄関に私服、車椅子でたたずんでいると外来の受診に来られた方と区別が付きませんネ
なお自宅に帰った時点で家族が待ち構えており、
そのタクシーから降りることなく病院にリターンとなりましたとさ
病院から本当に帰ってしまったケース②
これはやっぱりリハビリ病院で起こってしまったケース
入院患者の80歳男性Bさんは私服に着替えた状態で病院の玄関からタクシーに乗り込んでしまいました
ここまではさっきのケースと同じなんですが、
今回のケースはBさんが機転を利かせて、自宅ではなく別の場所に移動してしまいました
その場所とは…マクドナルド!
いくばくかの現金を所持していたBさんは
ビッグマックのセットを頼んで満喫しておられましたとさw
後ほどBさんは再びタクシーに乗って病院に戻ってこられました。
お土産にポテトを買っていたのですがさすがに没収されましたワw
病院から本当に帰ってしまったケース③
これもやっぱりリハビリ病院で起こってしまったケース
入院患者の60歳男性cさんは『自宅に帰る』と言って、病院を抜け出してしまいました。
先のケースとの違いは、発生した場所が大都会、大阪市内であるという事。
地下鉄の駅までは歩いて5分程度なので、地下鉄に乗られちゃうともう無理です。
この時はそばのコンビニのトイレに潜んでいたところを無事発見されましたw
危ねぇ危ねぇですワーw
病院から帰ろうとして捕まったケース
これもリハビリ病院で起こったケースなのですが、結構な田舎で起こったケースです。
90歳男性のDさんは車いすに乗ったまま自宅に帰ろうとして、看護師長(70歳女性)に見つかってしまいました
看護師長は車いすのハンドルを握り、それ以上進まない様に必死で車いすごとDさんを引っ張りましたが、
Dさんのパワーが凄まじく、看護師長は緩やかに道路に引き擦り出されてしまいました。
駐車場にはほかに人がおらず、ド田舎ゆえに、通行人もいらっしゃいません
ちょうどそこにたまたま送迎から帰ってきた千代原さんが通りがかったので、ここでゲームセット。
この脱走劇はさすがに問題となり、Dさんは即日退院となりました
通所リハ(デイケア)から本当に帰ってしまったケース
これは以前Twitterでつぶやいたやつですネ
利用者の70台後半男性のEさんが、ホールの見守りの隙をついて、厨房の勝手口から出て、そのまま5kmほど歩いて自宅に帰ってしまいました
さすがに厨房のスタッフは脱走する利用者を止める術はなかったようです
信号や横断歩道のルールを遵守していたかどうかさだかではありませんが、怪我ひとつなく無事にたどり着き、
自宅に居た御家族がびっくりして、再び通所リハに連れてこられましたワw
もうその日は中止でも良かったんでは?
通所リハのシステム上、途中で抜ける『中抜け』はダメなんですよネw
最期に
いかがでしたでしょうか?結構あるんですよ、ほんとに帰っちゃうケースw
実際に帰ってしまわれるとシャレにならないので、なるべくならごめんこうむりたいのですが…
医療・介護分野での人手不足が叫ばれる昨今、こういう事例って結構発生してるんじゃないかと思いますワw